娘とお菓子作り

近頃は一気に寒くなって外に出る気がしない。
夏は夏で暑かったので、一日中家にこもっていた日もあったが
冬も空気が刺すように冷たくて、いつ外出すれば良いのか悩ましい。

生まれも育ちも静岡県の私にとっては
北関東の寒さは尋常じゃないくらいに堪える。

二ヶ月ほど前から私自身が勤め出したのをきっかけに
2歳の娘は近所の託児所に預けている。
一応は保育園と名が付いているが、
駅近で土地も限られているからかもしれないが
園庭がなく室内遊びが主なんだろうと思える。

やはり外で思いっきり遊んでほしいが、
良いと思える保育園はいっぱいで入園できず、
落ち着くまでは託児所で間に合わせている。

平日の三日間預けていて、当たり前だけど少し前と比べ
我が子と過ごす時間がだいぶ減った。
室内遊びでもボールや風船を使ってくれているようで
家で過ごすよりは充実した時間を過ごせているだろうが
やはり、外で走り回ったり泥遊びに魅力を感じる。
だからせめて休みの日は一緒に外で遊ぼうかと理想は掲げている。

しかし、暑い日々が終わった途端に冬が来て
なかなか外遊びが厳しい。

ずっと家にこもりきりだとどうしても動画ばかり観せてしまう。
何か手を動かした方がいいと思い、かぼちゃのクッキー作り。
本当はハロウィンに作りたかったが
体調を崩したりしていて、伸ばし伸ばしになっていた。

お菓子作りは私自身が好きな事もあり
おままごとの代わりにぼちぼち一緒にやったりしていた。
今までは生地を混ぜたり、伸ばしたりは
手を添えてほとんど私がやっていたが
今日はどの工程も1人でやりたがった。

我が子の成長に関心しつつ、少し予想していたが
混ぜられていなかったり、泡立て器を振り回して
生地はあちこちに飛散し、台所も娘も小麦粉まみれになった。
子供との料理では、綺麗にやりたいという気持ちは
一度忘れなければいけないね。

型抜きも1人でやらせてみたところ、
力が足りなくて、抜き取れていなかったり
同じところに何度も型を当てて
思いがけない模様が出来て小さく感動した。

丸い型で抜いた後に、少しずれた所で型抜きしたら
三日月のような形になったので今後も採用しようと思う。
何にも囚われていない自由な発想や偶然で見つける新しい事に
出会えて何だか私が充実した時間を過ごせた。

どうしても、やり方が違うと訂正したくなるが
グッと堪えて本人に任せてみると
大人にとってもちょっと得した気分になれることがあるかもしれない。

出来上がったクッキーは『ルルとララのハロウィン』に付いていた
ラッピングセットに包んでパパさんにプレゼント。
自分で作ったおやつは美味しかったね。

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