格好から入る。

個人的に本を読む時の環境って大事だと思う。
家にいる時に、本だけを開いて読み始めることもあるけれど
なるべく居心地の良い雰囲気を作った方が捗るし楽しい。

ちょっと特別感を感じる革のブックカバーを付けたり
お気に入りの栞を挟んだり、カフェに出掛けてみたり。
「本読んでるな」と思える環境に身を置くと
捗るし楽しい。

家にいる時でも、なるべく静かな空間で
美味しい飲み物や食べ物を用意する。

だいたいはお気に入りのお店で買った珈琲を淹れるか、
若しくは紅茶を用意する。
気分によっては蜂蜜や砂糖で甘くしたり。

コーヒーでも紅茶でも、よほど疲れていたり面倒でない限り
丁寧に「セオリー」と言われる手順で淹れる。
正直それで味が変わるのかは分からない舌ではあるけれど
「丁寧に淹れた」というところに意味がある。

時には焼き菓子を焼いたりもする。
作り始めるまでが億劫なだけでお菓子作りは楽しく
混ぜて焼くだけのものなら割と簡単にできるし
無心で生地を混ぜる作業も気分転換にもなる。

読書自体も趣味のひとつでリフレッシュできることだけど
せっかくならお気に入りのドリンクやおやつで
自分をもてなすつもりで楽しみたい。

日々、単調な毎日を繰り返していると
ルーティンができて良い面もあるけれど
どうしてもマンネリ気味になってしまう。
そして1日があっという間に過ぎていく感覚は
この単調な日々の繰り返しで起きているように思う。

仕事にしろ私生活にしろ、長いようで短い1日を
ただ何となくで過ごすより少しでも気分良く送りたい。
無理をしない程度に、自分の楽しむ時間を
より楽しくするために、環境を整えたり
「格好から入る」スタイルでもいいんじゃないか。

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