新年あけましておめでとうございます。
昨年はワンオペママとして本格的に生活が
スタートした年であり、泣く事や怒ることが多かったです。
旦那さんは積極的に家事育児参加してくれていて
環境はとても恵まれているので
ストレスなんかないと思っていたが
実は違ったようで自分でも引くほど感情的になることがあった。
多分恵まれているからストレスなんか感じたらダメだと
無意識に考えていてしまっていたんだろうな。
今年はほどほどにストレス発散をしつつ
精神的に人の親として成長することがテーマ。
情緒不安定になったと同時にずっとやりたいなあ〜と思っていて
自分の中であたためていたことが形になりつつあった年でもあった。
それは少人数で読書会を開くというもの。
今年はその「形になりつつある」ものを
もっと本格的にしていきたいと思っている。
もともと本屋巡りが好きで気になる本を買っては
積読を増やす日々を送っていた。
読書は好きだけど、期限がないとなかなか消化できないのが
私の読書スタイルというか悪癖。
また1人で読んでいると、どうしても内容を忘れてしまったり
理解しきれないところがあったりする。
人と感想を言い合うという前提があるだけで
読み方は変わってくるし内容も忘れにくくなる。
そして自分の解釈が合ってるのか的外れなのかも確認できる。
誰かと本の感想を語り合う場が欲しいなあと
思いを巡らせ始めたのは書店員をやっているころ。
読書会というものにも参加したことはあったが
ちょっとセミナーっぽくて違うかなと感じたり。
もっとゆるくてふんわりした雰囲気で
普段自分がなんとなく思っている事柄や感覚を
気軽に言える感じが良い。
そこにお互いの共通の話題として一冊の本の感想を持ち寄る。
どんな意見も否定されない
どんな些細な感想でも受け入れられる
そんな和やかな読書会を開きたい。
お菓子やコーヒー紅茶を囲んで
おしゃべりするお茶会みたいな雰囲気が理想だったり。
小さな夢を実現するために
妊娠出産で職場を離れたタイミングで
じっくり計画を練ってみることに。
ああでもないこうでもないと考えて
旦那さんと2人だけで開催したこともあったが
なんだかぐだぐだしてしまい
これならいっそのこと人を集めてやってしまおう!と
思い立った。
昨年は家族や友人に協力してもらい
こんな感じでやろうと思ってるんだよね〜と
話して実際に読書会をやってみた。
ところどころ手直しは必要なものの
割と楽しいじゃん!というのが感触としてある。
今年は毎月課題本を決めて
毎週末土日に開こうかなと計画している。
人が集まらないことも多々あると覚悟はしているが
そんな時は1人で作品の考察や感想を
改めてまとめてみるのも楽しいだろう。
取り扱うのは文学作品が主になる予定。
ドストエフスキーの作品なんかは文量難易度ともに
だいぶ重たいので人と話すにはピッタリだと思う。
重たいものばかりではなくほのぼのした小説や
コミック、エッセイなんかも考えている。
またこんな作品を扱って欲しいという
リクエストに応えた形の読書会も同時に
やっていけたら良い。
なんだか変わり映えのない日々で
退屈だなと感じる時や新しい趣味を見つけたい時
本は可能性の宝庫だと思っている。
読書を通して日常にささやか彩りを加えられたら嬉しい。
本を読むことで得る感情や考え方で
ほんの少しでも毎日が楽しくなれたなら
それは本好きの冥利に尽きるということなんだろう。
本を読みたいけどなかなか腰が上がらないと感じていたり
読書に興味はあるけど手が出ないといった人の
きっかけの一つになれたなら最高に嬉しい。
私の細々とした静かで小さな楽しみに
お付き合いいただける方がいらしたら
ご連絡ください。
ちなみに今月はリクエストの東野圭吾さん「秘密」
二月はルイス・キャロル「不思議の国のアリス」
三月はモンゴメリ「赤毛のアン」
以上で計画しております。