お天気が良かった先日。
朝からクッキーを焼いて熱い紅茶を水筒に入れて
近所の公園までお散歩しに行った。
お気に入りのショルダーバッグの中には
大好きな赤毛のアンと秘密の花園を忍ばせて。
普段は掛けない伊達メガネを装着してベンチで読書。
この日は数日前から楽しみにしていた
「文学少女ごっこ」をする日。
気ままに「アンの青春」の好きな箇所を読んだり
読書中の「秘密の花園」を読み進めたり・・・。
11月にしては暖かく穏やかな気候と
お昼前ということもあり人気はなく静かだった。
ベビーカーに乗った娘氏も気分が良かったのか
大人しくしていてくれて本当に助かった。
とても良い環境の中で充実した読書体験ができた。
場所が変わったことで集中力も増したのか
内容もいつもよりも頭に入ってきたきがする。
気のせいかもしれないけれど。
家やカフェで読む本も良いけれど
たまに外で読むのも気分転換になって悪くない。
風に吹かれる木々の音も心地よかった。
毎日同じルーティンの中で生活していると
マンネリもしてくるし些細なことでも
気持ちが塞いでしまう。
場所を変えると気分が変わってリセットされるというのは
本当なんだなあとしみじみ実感した。
公園はいつも行くところ、読書も私にとっては日常であるけれど
公園で読書はしてこなかった。
いつもの場所といつもの行動が掛け合わさって
非日常になるというのもお手軽で良い気がする。
何気ないいつもの日々も悪くはないけれど
なんだか物足りないと思ったら
ちょっとだけ違うことをしてみるだけで
ものすごく新鮮さを感じられる。
その時ぜひ自分のなりたい何かや理想の設定を作って
その世界観に入り込むとより一層楽しくなれる。
形から入るのも読書のモチベーションが上がる
要素の一つだと思う。
どのくらい先の未来になるか分からないけれど
いつか娘とベンチに並んで一緒に読書を
楽しめる日が来るといいなあと思った秋の日だった。