11月26日は記念すべき我が家のコーヒーミルの初使いの日。
使った豆はスタバのクリスマスブレンド。
店先で「豆挽きますか?」の質問に「大丈夫です」って答えた時
ついに我が家でも豆が挽けるんだ!という高揚感に包まれた。
実際に使ってみると少し時間がかかるかなという感じ。
平日も家にいるため別に気にしないけれど、朝に使うのは抵抗あるかも。
粉と豆と両方用意しておいて平日は粉から淹れてもいいなあ。
平日の昼間は1人コーヒータイムを設けているので
その時はじっくり時間を掛けて豆を挽いても良いかも知れない。
せっかくなので挽けた豆は手でドリップした。
細かさを調整できるタイプで今回は細かめに設定していた。
すると粉同士の機密性が上がるのか、水が通っていくのに
時間がかかった印象。
細かさを色々変えて自分にとって一番良い挽きかたを見つけられたら嬉しい。
粉の細かさから自分の「好き」を見つけてカスタムしていくのは
楽しい作業なんじゃないかと思う。
こうやって人はコーヒーにハマっていくのかとしみじみ思った。
味はきっとそこまで違いがわかる舌ではないだろうと思っていたけれど
いつもよりも少しだけ苦味が強く感じた。
クリスマスブレンドはつい先日までドリップパックが家にあった。
直接飲み比べてはないが記憶を頼りに比べても違うぞ!という印象。
コーヒーの苦味は好きだけれどもう少しマイルドでも良いかも知れない。
あれこれ試行錯誤する過程や正直焦ったいと思ってしまったドリップの時間が
コーヒーの味を美味しくしている要素の一つなのかも知れない。
プラシーボなんだよと言われるかも知れないけれどまあ上等。
美味しいと感じるものの一つに思い込みがあったっていいんじゃないかと思う。
今回豆から淹れたなら予想以上に時間がかかった。
それに対して、早く飲みたいなという急く気持ちもあったけれど
挽いている時間やドリップしている時間にあれこれ考え事をした。
最近あったことを振り返ったり、先々のことを思ってワクワクしたり。
なんとなく日々を過ごしているとなんとなく時間が過ぎてあっという間に
1日が終わり、なんか今日も忙しかったけど何してたっけ?となってしまう。
そんな忙しさの中身分からない症候群の発生を抑えるためにも
豆が挽けるのをじっと待ったりドリップの間も落ちていくコーヒーを
眺めたりして空白の時間を過ごしたい。
どうしても、この間に洗い物!となってしまうけれどそこをあえてじっとして
ぼんやり過ごすのも思考の整理が出来ていいんじゃないかと思う。
後のシンクを見て悲鳴を上げるまでがセットだ。
それまでは、忙しさも全て忘れてぼんやりふんわりしたひとときを過ごす。
ずっと余裕がないとどうしても気持ちも穏やかじゃなくなってしまうから
休むぞ!ってなったらとことん自分を甘やかす。
そしてシンクを見て上げた悲鳴がまったり時間終わり!の合図になり
忙しない現実に戻っていく。
ちなみに我が家の小さな怪獣(娘氏)が熱々のコーヒーをこぼしかねないので
ローテーブルでゆったり過ごすのはもう少し未来の話になりそう。